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zoom RSS Plant Sketching Exhibition 四季の家で高橋長三郎植物スケッチ展 2015

<<   作成日時 : 2015/05/28 12:33   >>

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高橋長三郎植物スケッチ展


「寺家とその周辺を彩る里山の花」



寺家ふるさと村四季の家で、今年も高橋長三郎さんの植物スケッチ展が催された。


2015年5月20日〜25日


絵入りの案内状


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四季の家を訪れると、高橋さんと24種類の花々が待っていた。



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メッセージ


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 寺家に生きる里山の花に出会う


 多摩丘陵の一部に当たる横浜市や川崎市の西部は、今や宅地造成の波に呑みこまれ、豊かだった里山の自然がその姿を消そうとしています。そんな中、『寺家ふるさと村』は今なお里山の自然が残され、人々の心に潤いをもたらす貴重な場になっています。
 自然好きな私は、10年余り前から四季折々寺家に出かけ、里山の花に出会えた喜びをこめてその姿をスケッチし、その種類は150以上になります。現在、花は減少傾向ですが、なお健気に生きる姿がみられます。その姿に「今年もまた咲いたね、よかったね。」と声をかけます。
 私は88才・米寿を迎えます。これはいつも笑顔で迎えてくれる花たちと皆様のご声援のお蔭でありがたいことです。今回は田の畦や道端の野草・雑草に再度目を向け、また、寺家で見られるスミレの仲間(区別に疑問あり)をとり上げてみました。自然の中に咲く花の生きる姿の美しさに理解をいただき自然保護の心を一層高められれば幸いです。
  平成27年5月
            自然観察指導員 高橋長三郎




報道 読売新聞


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展示風景


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閉店後、記念撮影



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過去のスケッチ展

ふるさと村で高橋長三郎さんの植物スケッチ展
(まさじの写真回廊 2010/05/24 )
http://masaji36.at.webry.info/201005/article_28.html

今年も高橋長三郎さんの植物スケッチ展
(まさじの写真回廊 2011/05/19 )
http://masaji36.at.webry.info/201105/article_42.html

寺家ふるさと村・里山の花物語 高橋長三郎
(まさじの写真回廊 2011/05/19 )
http://masaji36.at.webry.info/201105/article_67.html

四季の家で高橋長三郎植物スケッチ展
(寺家写真回廊 2012/05/29 )
http://jikeshashinkairo.at.webry.info/201205/article_1.html

四季の家で高橋長三郎植物スケッチ展 2013
(寺家写真回廊 2013/05/31 )
http://jikeshashinkairo.at.webry.info/201305/article_3.html

四季の家で高橋長三郎植物スケッチ展 2014
(寺家写真回廊 2014/06/17 )
http://jikeshashinkairo.at.webry.info/201406/article_2.html








展示作品集


画像をクリックすると拡大表示されます



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01
野の花たちの春の喜び
コハコベ ナデシコ科
オオイヌノフグリ ゴマノハ科
ホトケノザ シソ科
冬の終わり、知らないうちに道端に咲くコハコベ、一面ルリ色に輝くオオイヌノフグリ、遅れて紅紫色のホトケノザ
野の花たちも春の訪れに喜び立っているようだ。


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02
ソシンロウバイ ロウバイ科
花期 1月〜2月
ほかの花にさきがけて咲き、芳香があり冬を経た人々の心を和ませる。ロウバイより花が大きく、花の内側も黄色。花後花床が3センチほどになり、中に実が多数入る。中国原産、江戸の始め渡来。


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03
キブシ キブシ科
花期 3月〜4月
冬枯れの里山に淡黄緑色の花房を垂れ下がるのを見ると春到来の喜びを感じる。木の仲間で雄木と雌木が異なる。雌花は濃緑色の実の房になる。


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04
ナズナ アブラナ科
花期 3月〜6月
春、道端や畑で四弁の白い小さな花を多数つける。実が三味線のバチに似ておもしろい。茎からずらして振るとペンペン。「ひとり旅、三味線草を鳴らしゆく。」の句。古くから食用に。春の七草のひとつ。


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05
ハハコグサ キク科
花期 4月〜6月
全体柔らかい毛に包まれ、独特な薄緑色。花はほうけて白い冠毛に包まれる。ホウコグサから転化。古くから春の七草(オギョウ)としてヨモギの代わりに草餅に使われた。


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06
オオジシバリ キク科
細い茎が地面を這い増える。その様子からジシバリ。本種は花も茎も大きい。かわいい黄色の花は他からの受粉ができないと雌しべの先を巻いて同花受粉。ムラサキサギゴケと入り混じって咲き揃う様子は見応えがある。
ムラサキサギゴケ ゴマノハ科
田の畦に薄紅紫色の花を美しく咲き広げる。花弁の黄褐色の隆起斑紋もおもしろく美しい。白花をサギゴケと区別することも。庭などに咲くトキワハゼも同じ仲間。小さいがよく見ると美しい。


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07
カントウタンポポ キク科
花期 3月〜5月
花を包む総苞外片がセイヨウタンポポと違って反り返らない。数が減っているが、寺家では多く見られる。子供の頃、茎を使っていろいろ遊んだ。


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08
ケキツネノボタン キンポウゲ科
花期 2月〜7月
春、田や畦をにぎわす花も美しいその1つ。葉が牡丹に似て全体に毛が多い。キツネノボタンは毛がない。果実は実が球形に集まったもの。金平糖に似ておもしろい。


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09
タガラシ キンポウゲ科
花期 4月〜5月
ケキツネノボタンと共に田植え前の田や畦などに黄色の花を咲き広げる。噛むと辛みがある。この仲間は多少とも有毒。花後花床がふくらみ、楕円形の果実となる。


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10
ツクバキンモンソウ シソ科
花期 4月〜5月
キランソウやジュウニヒトエと同じ仲間。唇形花の上唇が1ミリより短い。この辺では多くないが、寺家では毎年見られるので大切にしたい。日本海側で見られるのはニシキゴロモ。


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11
オオミゾソバ タデ科
花期 7月〜10月
田の溝や水辺に多く、ソバに似た花が一面に咲く様子が美しい。花を手にとって見ると、それも可愛いい。寺家には葉の形、葉柄のヒレ、地中枝に特徴のあるこの種が多い。


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12
フジバカマ キク科
花期 8月〜9月
秋の七草の1つ。葉が3つに深く分かれる。今、野生のその姿はほとんど見られない。これは早野で大事に育てられたもの。美しい姿を見せている。仲間のヒヨドリバナは見かけられる。


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スミレ
「スミレの花咲く頃・・・」と宝塚で唄われる。単に”スミレ”というのは本種。濃紫色の花と巾のせまい葉の付根から翼のついた葉柄が長いのが特徴。この頃多く見られるのはタチツボスミレ。


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13
タチツボスミレ スミレ科
花期 4月上旬〜5月中旬
スミレの仲間は日本には約50種。その中でもなじみが深い。繁殖力が強く石垣の間や舗道のすき間からも生える。また山間地でも多く見られる。花の色は変異が多く、側弁基部無毛。


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14
ニョイスミレ スミレ科
花期 3月下旬〜5月上旬
タチツボスミレと同じく地上茎を出しかわいらしい白花をつける。下の弁の紫色のスジがそれを一層引き立てる。葉は基部が広く湾入する。「ニョイ」は仏具の如意棒に葉の形が似ることによる。


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15
ヒカゲスミレ スミレ科
花期 4月上旬〜5月中旬
卵形の葉の基部が湾入しているのが特徴。花は白色で唇弁の赤みがかった紫条が目立つ。葉の形と共に落ちついた感じ。高尾山のタカオスミレはこの仲間。葉が安赤褐色が特徴。
ニオイタチツボスミレ
花期 3月下旬〜5月上旬
花にかすかな芳香がある。花は濃紅紫色だが、花びらの基部の1/3が白く、中心が白く抜けて見える。小柄でかわいい。


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ノジスミレ スミレ科
花期 3月〜5月中旬
日当たりの良い道端や野原に多い。「スミレ」によく似るが開花が早く、葉の基部が広がり、葉柄の翼が目立たない。全体に白い短毛(ビロード状)が多い。花は青みがかった紫色。側弁基部無毛
コスミレ スミレ科
花期 3月上旬〜4月下旬
開花が早く3月下旬から6月まで。名前とうらはらに大きいのもある。色は白から淡紫色まで変化が大きい。側弁基部 一般には無毛、葉は卵形で先がとがる。夏葉は変わって三角形に。


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ナガバノスミレサイシン スミレ科
花期 3月下旬〜5月上旬
葉が三角・長卵形、基部の切れこみが深い。花は淡紫色、濃淡に差がある。側弁基部無毛。スミレサイシンは日本海側(雪国)に多く、葉が心形巾広、花は淡紫色〜濃紫色。サイシンとはウスバサイシンの葉形から。


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18
ヒゴスミレ スミレ科
花期 3月中旬〜4月下旬
葉の形が他のスミレと違い大きく切れこむ。似たものにエイザンスミレがあるが裂片が巾広い。花は白、まれに淡紅色。エイザンスミレより数が少ないというが寺家の林内で見られた。


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19
アメリカスミレサイシン スミレ科
花期 4月中旬〜5月中旬
以前はパピリオナケア。北米原産の帰化植物で南百合小の近くで見られたが、近年、寺家でも。青紫色で形も整い美しいが、他の外来種と共に日本在来のスミレへの影響が心配。
 

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20
ツワブキ(石蕗) キク科
花期 10月〜12月
葉に光沢があるところから艶蕗(ツヤブキ)。もともと海岸の岩場に生える。花の終わった初冬、庭などを黄色く彩る。初冬の季語。葉柄はフキと同様、「きゃらぶき」として食べる。


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21
コムラサキ クマツツラ科
花期 7月〜8月
秋、たくさんの美しい実をつけ庭に彩を添えている。これはムラサキシキブと呼ばれる園芸種で、本名はコムラサキ。野生種は山麓などの湿地に自生。ムラサキシキブは寺家近辺でも見られるがあまり目立たない。他にヤブムラサキ


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22
フタバハギ(ナンテンハギ) マメ科
花期 6月〜10月
小葉が2枚、ナンテンに似る。夏から秋にかけ、山野の道端に背が低く紅紫色の花を総状につける。細長い豆果と共にかわいい姿を見せる。他にヌスビトハギ、コマツナギがある。


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23
トキリマメ(オオバタンキリマメ) マメ科
花期 7月〜10月
野生の豆(つる性)の仲間には熟してはじけた姿に美しいものがある。これもその1つ。赤く熟し、中から黒い種が出る。それを食べると痰(タン)を止めるという。蝶形の黄色い花をつける。他にタンキリマメ、ノササゲ、ノアズキ


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24
フユノハナワラビ シダ植物ケヤスリ科
花期 10月〜
シダ植物は難しい。これは冬緑性で胞子葉が地上近くで栄養葉と分かれ長くのび丸い胞子嚢(のう)を多数つける、その姿が美しくもおもしろい。おなじみのワラビは夏緑性で科も別で胞子が葉(栄養葉)の縁につく。








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